蚊に刺されて痛くないのはどうして・・・?

どーも!

たかぽんです!

今回は先ほどふと疑問に思ったこと…

について調べてみました!

蚊に刺されて痛くないのはどうして…?

今の時期、蚊、めっちゃ出ますよね…

ただ、先日ふと思ったんです。

蚊に刺されてるけど、気づいた時にはもうすでに痒いよな…

なんで採血とかで注射する時は普通に痛むけどな…?

今考えると不思議ですよね。

今の技術でもそれが実現できないのだろうか…?と。

蚊に刺されても痛くない理由

さて、ではまず蚊に刺されても痛くないのはなぜなのか?

調べてみました。

まず、蚊の穿刺が痛くない理由として、以下のことが言われています。

  • 針が細く(60μm)、人間の痛点を刺激しない
  • 針の形状がギザギザである
  • 蚊の唾液に麻酔効果がある

針が細く、人間の痛点を刺激しない

人には痛点といわれる、痛みを感じる点が200万箇所あると言われています。

針を刺す時にこの痛点に当たらなければ痛みを感じないんですね。

ただ、針が太いとどうしても痛点に触れるのを避けられません。

その点蚊の針はとても細く、痛点に当たりづらいんです。

それが一つ目の理由です。

針の形状がギザギザである

実は蚊の針の形状はギザギザになっています…

一気にブス!っと刺すのではなく、このギザギザした針を少しずつ上下させて、針をさしていきます。

ほんの少しの範囲を少しずつ挿していくことによって、瞬間的に刺激をする痛点の数が減り、結果的に痛みを和らげることができるわけです。

蚊の唾液に麻酔効果がある

皆さんは歯医者などで麻酔をしたことがあるでしょうか?

人間の感覚を麻痺させる薬をつかって痛みを感じにくくできるやつですね。

蚊の唾液には血液を凝固(固まる)させないようにする働きと、痛みを感じにくくするための麻酔の効果があるそうです。

それによって、仮に痛点を刺激したとしても人間が痛みを感じにくくなるんですね。

挿した瞬間に相手が痛みを感じてしまうと気づかれてしまい、吸血ができないから、こういった麻酔効果という一見人間にやさしいことをしてくれるようです。

蚊はなぜ吸血するの?

さて、痛みを感じない理由はわかりましたね!

蚊はそもそもなぜ吸血するんでしょうか・・・?

実は、蚊は産卵をする際に必要な栄養分を補給するため、メスの蚊だけが吸血をおこなうようです。

普通にご飯と一緒のノリでいつお刺されたなぁ…と思っていましたが…

結構意外な理由ですね…!

蚊はどうやって吸血対象を探すの?

さて、たまに聞く蚊にさされやすい人…

いますよね…

血液型が関係してるー!とか噂で聞いた気もしますが…

ただ、血液型を蚊が刺す前から検知してして刺したりできるんでしょうか・・・?

ということも気になったので調べました!

蚊はが狙いを定める要因

蚊は主に人間が出す二酸化炭素、体温、匂いを検知して吸血をしにきているようです。

実際に実験でも確認されているようですね。

英語ではありますが、以下の論文等でも触れられています。

刺されると痒いのはなぜ?

そしてもう一つ気になる点が…

蚊に刺されるととても痒くなりますよね…?

あれってなんでなんでしょうか…

それいについても調べました。

蚊に刺されると、先ほども少し触れましたが唾液が人間の体内に入ってくると、異物が入ってきた!と、体はそれに対抗しようとします。

その際、ヒスタミンという、痒みを発生させる成分が発生し、それによって痒みが出るそうです。

体が蚊の唾液(毒)から自分の体を守ろうとする働きによって、痒みをかんじているんですね。

なぜ注射は痛くなくならないの?

では最後に、普段医療で使われる採血の注射などは痛いです。ええ。

なぜ蚊ができていることが人間にできないのでしょうか…?

実はそこの研究も進んでおり、最近少しずつ痛みの少ない針が出来上がっています。

特に以下の論文が参考になると思います。

上記論文中では無痛マイクロニードルと呼ばれていますが、十分に細く、かつストロー型で、長い針を作ることはやはり難しいようです。

論文によると、それぞれ直径180μmだったり、幅が0.4mmの中空針、中実針が痛みが少ない注射針として実用化されているそうですが、やはり蚊のそれと比べるとまだまだ痛みは大きいようです。

また、そもそも細い針を作るのも難しいんですが、細くすれば痛みは和らぐのは確かです。

しかしながら、細くしてしまうと中を通る液体の量も減ってしまいます。

そのため、現状の採血や麻酔の量を考慮すると、あまりに細すぎるとそもそも時間がかかりすぎて適さない…

といったことも課題の一つになっているようですね。

なかなか難しいものです…

代わりにですが、針治療といった分野ではマイクロニードルが大活躍するだろうとも書かれています。

確かにそうなると技術的課題だけ解決すれば大丈夫そうですよね!

他にも刺さっても痛くない画鋲!とか出てくるのかなぁ…(折れやすそうだけど…)

まとめ

すごいざっくりではありますが、蚊についてしらべました!

身近な蚊ですが、知らないことが意外とあり、調べているとへぇ〜!

ってなることが多かったです…!

メスしか刺さないとか、二酸化炭素によってくるとか…

また、痛くない注射に関しても少しずつ研究は進んでいるんだなっていうことをしれました。

また何か疑問に思ったら調べてみようと思います!

それでわ!

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