どーも!
最近ふと思ったんですが、なんで信号機の色って赤、黄、青なのかなぁ…と。
幼い頃から慣れ親しみすぎて疑問に持っていなかったんですが、改めて調べてみました!
信号機の赤、黄、青の意味
さて、信号機はなぜ赤、黄、青なのか…を調べる前に…
まずはその意味から探ってみましょう。
信号機の意味は政令にて定められているようです。
上記のe-Govによると…
すごい難しく書いてありますが、ざっくりみると…
- 青: 進んでいいよ!
- 黄: 止まって!でも、停止線の前で安全に止まれないならさっさと行って!
- 赤:もう来ないで!
ってことですね。
歩行者と分けてしっかり定義されてますね!
なぜ赤、黄、青?
僕が調べたところによると…
初めて信号が扱われたのがイギリスで、馬車を交通整理するためだったそうです。
そして、肝心な色の期限を辿ると、信号機はもともと機関車の信号の色を参考に作られたそうです。
ではさらに機関車の信号の色が決められた歴史を調べると…
初めて機関車が開通したのが”ストックトン&ダーリントン鉄道”と呼ばれる鉄道で、そこでは信号の代わりに”レールウェイ・ポリスメン”と言う人等が手旗(手に持った旗の動きで止まれや進めなどを知らせる)で伝えていたのが起源です。
その際、振っていた旗の色が赤と緑だったんです。
それから、機関車のために無人で動く信号機が開発され、それが一般的な道路でも活用される様になりました。
信号機がさらに広まると、様々な国で信号の意味合いを合わせるため、国際照明委員会(CIE)がこの色はこう言う意味で使おうよ!
というルールを作りました。
例えば日本では赤信号が止まれで、アメリカでは赤信号が進めだと、お互いがお互いの国に行った時に大変ですよね…(うっかり事故しそう)
そういう自体を避けたかったわけです。
そこで決められた色が白、青、赤、黄、緑の5色の信号だったそうです。
黄色は止まれと進めの赤と緑の中間色で、注意喚起するために作られたそうです。
そして、その赤、黄、緑が今の信号機にそのまま受け継がれているわけですね!
でもでも、今は緑ではなく、青信号ですよね…?
次はそこを調べてみます。
緑ではなく青信号なのは何故?
さて、少しややこしくなってしまいますが、もともと緑信号が進めで、その信号が今の青信号になっています。
もともと青信号だった信号は本来もっと別の用途があったわけですね。
では何故緑ではなく、青信号と呼ぶんでしょうか…?
これは、一説ですが、日本に信号機の技術が来た当初は緑色信号と読んでいたらしく、日本人が緑に対して持つ独特の色感(緑が生い茂っている情景を青々とした〜と言ったり、野菜を青野菜と言ったり)から、この信号機の緑を青と捉え、それが定着してしまったそうです。
事実、海外では現在でも赤、黄、緑と呼ばれており、日本人に聞くと青って言うんだぜ!って不思議に思われていますね。
そういった経緯があり、現在も支障がない場合は青信号と呼ばれ、先にお見せした、政令でも青信号という表記が使われていたんですね…!
なので、信号機の色は、もともとはイギリスの機関車の信号から来て、そして現在青信号と言う理由は日本人が緑色に対してよく使用する青という色の感性からだということがわかりました!
まとめ
ふと思って調べてみましたが、深掘りすると色々知ることができました…!
なかなか疑問にすら思わなかったんですが、いざ知れたらもやっとしていたのが一気に吹き飛びましたよ…!
明確にこれだ!って断定できるわけではないですが、それでもそんな背景がもしかしたらあったんだなぁ…と感慨深くなってしまいますね…